なぜ Turnitin は自分の図の説明を指摘するのか

図、そのキャプション、そしてそれを説明する段落は、提出物の三つの異なる部分である。Turnitin の公開ガイダンスは、AI の百分率が対象となるテキストにどのように適用されるかを説明しているが、あなたがどのように調べ、作図し、説明したかを再現することはできない。この区別が、何かを変える前に確認すべきことを教えてくれる。

HumanPen チーム

· 7 分

なぜ自分の図の説明が Turnitin に指摘されたのか

Turnitin の AI 百分率は、提出ファイル内のあらゆる対象ではなく、対象となるテキストに適用される。図は散文の文ではないが、それを説明する段落は散文になりうる。レポートは、分類したテキストを特定し、ハイライトを示すことはできる。しかし、あなたの調査の過程を再現したり、その説明を誰が書いたかを証明したりすることはできない。

スクリーンショットで `48%` だけを見せられた場合は、まずそれが AI Writing Report 由来のものかどうかを確認してください。Similarity Score は別の指標である。そのうえで、数字の背後にある箇所を確認できるよう、完全なレポートを依頼してほしい。ハイライトされたテキストを伴わない百分率は、実際に確認できる部分を欠いた状態である。

図とその説明は異なるテキスト種別である

図 という語は三つの別々のものを覆い隠すことがある。Turnitin は図に特化した規則を公表していないため、最も安全な読み方は、ファイルに実際に存在するテキストの種類から出発することである。

提出物の部分通常そこに含まれるもの公開ガイダンスが裏付けること
図のオブジェクト図形、矢印、線、プロットされた値、アイコン、画像これらは散文の文ではない。Turnitin のページは、図のオブジェクトがすべて含まれるのか除外されるのかを述べていない。したがってハイライトがないことは、一つのレポートについての観察であって、普遍的な規則ではない。
キャプション`Figure 2`(図2)から、一つまたは複数の完全な文までTurnitin はキャプションに関する包括的な規則を公表していない。短いラベルと文法的な文は異なる構造である。レポート上でキャプションが実際にハイライトされているかを確認してほしい。
説明の段落関係を解釈する、選択を正当化する、図と主張を結びつける文長文形式の散文の文は対象となるテキストになりうる。したがって、視覚的なオブジェクトが散文でなくても、この段落は AI Writing Report に現れる可能性がある。

図を自分で作ったからといって、その周りの段落に技術的な適用除外が生じるわけではない。分類器が受け取るのはテキストであって、ブラウザでの検索、メモ、計算、作図ファイルの履歴ではない。だからこそ、分類が何によって生じたかを告げることなしに、分類が真実の執筆経緯と矛盾しうるのである。

なぜ 48% が提出物全体の 48% を意味するとは限らないのか

Turnitin は分母を 対象となるテキスト を中心に定義しており、それを長文形式の散文の文と説明している。ガイダンスはまた、文体が混在すると百分率とハイライトされた分量の間にずれが生じうるとも述べている。したがって、その百分率は提出物全体に対する百分率であるとは限らない。

図、測定値の表、短いラベル、参考文献、そしていくつかの説明段落を含む提出物を想像してほしい。ページ全体の面積と対象となるテキストは同じ母集団ではない。`48%` という AI 判定は、図の 48%、調査資料の 48%、あるいはファイル全体の 48% が AI 由来であると証明されたことを意味しない。

Turnitin の二つの指標は分けて考えてほしい。

レポートその百分率が指すものもう一方のレポートから持ち込んではならないもの
AI Writing Reportモデルが、評価対象とした対象となるテキストの中で分類したテキスト出典一致の除外や文献一致の挙動を、AI 分類の説明に使ってはならない。
Similarity ReportTurnitin の比較用コレクション内の資料と一致した提出テキスト出典との一致は AI 分類ではない。また Similarity Score が低くても、AI 判定が打ち消されるわけではない。

画面に実際に現在の `48%` という AI 判定が表示されているなら、それは Turnitin が正確な数値を `*%` に置き換える範囲より上である。数字だけでなく、対応するハイライトとページ位置を求めてほしい。

AI Writing Report にできることとできないこと

レポートに示せることレポート単独では立証できないこと
対象となるテキストに対する AI 百分率の全体値同じ百分率がファイル内のすべてのオブジェクトや語に当てはまること
画面がどの箇所をハイライトしているかある特定の文がその分類を受けた理由
提出物の内訳で選択されているページとハイライトされたテキストその文を自分の調査、メモ、分析から書き起こしたかどうか
教員が他の証拠と併せて検討できるモデルの出力誰がその作品を書いたか、あるいは学業不正があったかどうか

Turnitin は、自社のモデルが人間が書いたテキスト、AI が生成したテキスト、AI が言い換えたテキストを誤って識別しうると述べている。また、その結果を不利益な措置の唯一の根拠として使わないよう教育者に求めている。これらの警告は、争われている提出物を自動的に免責するものではない。しかし、次に取るべき手は明確に示している。すなわち、当該箇所、執筆の過程、そして機関の方針を併せて検討することである。

編集する前に、箇所と証拠の対応表を作る

文書全体の数字に対して、文書全体の否認で応じてはならない。ハイライトされた各箇所を、その背後にある作業に対応させてほしい。それは教員にとって、検出器のスコアをもう一つ渡すより役に立つ。

提出ファイル内の位置その箇所が果たしていること提示できる裏付け資料最も古い日付付きの記録
__ ページ、第 __ 段落図 __ の __________ を説明する出典メモ、計算シート、図の作業ファイル、アウトライン、バージョン履歴__________
架空の例:5 ページ、第 2 段落アンケート回答からテーマのコーディングへの矢印が一方通行である理由を説明する日付入りのインタビューコード表、カテゴリを定義したノートの記述、編集可能な図のファイル6月4日 14:18 のバージョン履歴の記録

この架空の行は、目指すべき詳細さの水準を示している。それは他者の課題の証拠ではない。自分の対応表については、次のとおり。

  1. レポートから、争われている各箇所の正確な位置と役割を書き写す。
  2. その箇所の考えを裏付ける資料を挙げる。訪問したウェブサイトの単なる一覧ではなく。
  3. メモ、ファイル履歴、コメント、図のソースファイルで確認できる最も古い日付を記録する。
  4. 記録がないときは欄を空にする。後からよりきれいな経緯を捏造してはならない。

単一のタイムスタンプは執筆者であることを証明しない。出典、メモ、計算、下書き、図の改訂が筋道立って並んでいれば、検討する人に検証可能な過程を提示できる。

散文を変える前にこれらの記録を保全する

何が提出され、どのように作成されたかを記述する資料を保存してほしい。

  • 提出したものと全く同じ DOCX または PDF。変更せずに保管する。
  • 完全な AI Writing Report の PDF。タイトル、日付、百分率、ハイライトを含む。
  • 編集可能な図のソース。元のプレゼンテーション、作図、グラフのファイルなど。
  • 調査メモ、出典への注記、アウトラインの版、文書のバージョン履歴。
  • 図の作成に使った計算、データ抽出、コーディングシート。
  • 課題の指示文、および機関が現在定めている AI 利用と不服申し立ての方針。

やり直す前にこれらを保全してほしい。提出ファイルをよりきれいな複製に置き換えたり、図のソースを上書きしたりすると、示そうとしている時系列が消える恐れがある。後にやり直しが認められた場合は、複製上で行い、元のレポートを手元に残しておくこと。

この順序は検出器を回避する方法ではない。証拠の保全である。スコアを動かすことだけを目的とした編集は、執筆者が誰かという問題を解決しにくくすることがある。特に、元の文言とその作業履歴が残っていない場合にそうなりやすい。

教員に箇所単位の検討を依頼する方法

`48%` が高いか低いかという議論ではなく、証拠の欠落から始めてほしい。四つの具体的な質問をする。

  1. これは AI Writing Report か、それとも Similarity Report か。
  2. 検討対象はどの箇所か。
  3. レポートと併せて、どのような過程の証拠が考慮されるか。
  4. この課題にはどの文書化された方針と、どの不服申し立ての手続きが適用されるか。

短い依頼で十分な場合もある。

図とその説明は私自身が書きました。完全な AI Writing Report を共有し、検討したい箇所を教えていただけないでしょうか。それらの箇所については、元の図のファイル、調査メモ、計算、バージョン履歴を提出できます。また、どの科目の方針とどの検討手続きが適用されるのかもお知らせください。

これは教員にレポートを無視するよう求めるものではない。レポートが実際に証拠を提供する水準で使い、分類器が目にすることのなかった記録と突き合わせることを求めているのである。

よくある質問

Turnitin は図を分析するのか。 Turnitin の公開ページは、対象となるテキストを散文の文を中心に定義しており、図についての一律の規則を公表していない。視覚的な図は散文の文ではないが、その周囲のテキストはそうなりうる。すべての図が処理される、あるいは除外されると思い込むのではなく、実際のハイライトを確認してほしい。

図のキャプションが含まれることはあるのか。 公開ガイダンスはキャプションについての一律の回答を与えていない。`Figure 2`(図2)は短いラベルであり、二文からなるキャプションは散文である。あなたのファイルについては、レポートのハイライトが関連する証拠となる。

48% は、課題のほぼ半分が AI に書かれたことを意味するのか。 意味しない。百分率は対象となるテキストに適用されるものであり、提出物全体に対するものとは限らない。そしてそれは分類器の出力であって、誰が書いたかについての認定ではない。

説明をすぐに書き直すべきか。 まず提出ファイル、完全なレポート、過程の記録を保全してほしい。どの箇所とどの方針が検討されているのかを尋ねること。やり直しが認められた場合は、複製上で正確さと明瞭さのために編集するのであって、単に数字を消すためではない。

バージョン履歴で自分が書いたと証明できるか。 それだけでは証明できない。バージョン履歴、出典メモ、計算、編集可能な図のファイルは、検証可能な過程の記録を構成しうる。ただし、その証拠をどう評価するかは機関が決める。

確認した公式情報源

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