Turnitin の AI 検出はどの内容を読み飛ばすのか ── 非散文・コードなど

文書の中のすべてが Turnitin の AI 検出器に解析されるわけではありません。FAQ は、モデルが解析するのは算定対象となる散文の文だけだとしています。あるヘルプ記事は、詩・脚本・注釈付き参考文献リストを確実には検出できない種類として挙げています。FAQ はまた、Turnitin はコード検出を追求していないとも述べています。以下では、何が算定対象テキストに当たり、何が当たらないのかを整理します。

HumanPen チーム

· 4 分

短い答え

Turnitin の AI 検出器は、文書のすべての部分を解析するわけではありません。FAQ は次のように述べています。「This qualifying text includes only prose sentences, meaning that we only analyze blocks of text that are written in standard grammatical sentences and do not include other types of writing such as lists, bullet points (short non-sentence structures), or other non-sentence structures.」(この算定対象テキストには散文の文だけが含まれる。つまり解析するのは標準的な文法の文で書かれたテキストのかたまりだけで、箇条書き(文になっていない短い構造)などのほかの書き方は含まれない)。モデルはまた「does not reliably detect AI-generated text in the form of non-prose, or code.」(非散文やコードの形をした AI 生成テキストは確実には検出しない)。FAQ はさらに続けます。「In addition, we are not pursuing ChatGPT code detection at this time.」(さらに、現時点では ChatGPT のコード検出は追求していない)。ある Turnitin のヘルプ記事は、より広い一覧を提示しています。「The model does not reliably detect AI-generated text in the form of non-prose, such as poetry, scripts, or code, nor does it detect short-form/unconventional writing such as bullet points, tables, or annotated bibliographies.」(モデルは詩・脚本・コードといった非散文の形の AI 生成テキストを確実には検出せず、箇条書き・表・注釈付き参考文献リストのような短い、または型にはまらない文章も検出しない)。つまり AI スコアが反映するのは文書の中の散文の文だけであり、内容の全体ではありません。

何が算定対象テキストに当たるのか

FAQ は、モデルが調べる対象を次のように定義しています。

「This qualifying text includes only prose sentences, meaning that we only analyze blocks of text that are written in standard grammatical sentences and do not include other types of writing such as lists, bullet points (short non-sentence structures), or other non-sentence structures.」(この算定対象テキストには散文の文だけが含まれる。つまり解析するのは標準的な文法の文で書かれたテキストのかたまりだけで、箇条書き(文になっていない短い構造)などのほかの書き方は含まれない)。

続く文は次のとおりです。「This means that a document containing several different writing types would result in a disparity between the percentage and the highlights.」(複数の異なる書き方を含む文書では、割合とハイライトの間に食い違いが生じるという意味)。

表示されている割合は、提出物全体に対する割合ではありません。それは算定対象となる散文テキストだけの割合です。文書が数式 50%、箇条書き 20%、散文 30%で構成されているなら、AI スコアが反映するのはその 30%だけです。Turnitin の AI ライティングレポートの読み方 では、この差がページのどこに現れるかを扱っています。

コードと非散文の内容

FAQ は非散文の内容について、はっきりと述べています。

「The model does not reliably detect AI-generated text in the form of non-prose, or code, nor does it detect short-form/unconventional writing such as bullet points (short non-sentence structures).」(モデルは非散文やコードの形をした AI 生成テキストを確実には検出せず、箇条書き(文になっていない短い構造)のような短い、または型にはまらない文章も検出しない)。

FAQ はまた次のように述べています。「In addition, we are not pursuing ChatGPT code detection at this time.」(さらに、現時点では ChatGPT のコード検出は追求していない)。

これは、すべてのコードブロックが処理の対象外になることを示すものではありません。公式の主張はもっと限定的です。コードに対する AI 検出は確実ではない、そして Turnitin は現時点で ChatGPT のコード検出を追求していない、というものです。前後の長文の散文は、今も算定対象テキストになり得ます。書き換えツールも同じ文書の境界を守る必要があります。AI を使った書き換えツールで引用・表・数式がどう扱われるか。

詩・脚本・注釈付き参考文献リスト

ある Turnitin のヘルプ記事は、モデルが確実には検出できないコンテンツの種類をより広く挙げています。

「The model does not reliably detect AI-generated text in the form of non-prose, such as poetry, scripts, or code, nor does it detect short-form/unconventional writing such as bullet points, tables, or annotated bibliographies.」(モデルは詩・脚本・コードといった非散文の形の AI 生成テキストを確実には検出せず、箇条書き・表・注釈付き参考文献リストのような短い、または型にはまらない文章も検出しない)。

続く文は次のとおりです。「This means that a document containing several different writing types would result in a disparity between the percentage and the highlights.」(複数の異なる書き方を含む文書では、割合とハイライトの間に食い違いが生じるという意味)。

この一覧は FAQ ではなく、単一のヘルプ記事によるものです。詩、脚本形式の会話、注釈付き参考文献の項目について公表されているのは「検出は確実ではない」という主張であり、その種の箇所がすべて完全に除外されるという約束ではありません。

表と参考文献リスト

2023年8月のリリースノートは、次の更新を伝えています。

「We are now able to process long-form prose text in tables.」(表の中の長文の散文を処理できるようになりました)。

続く文は次のとおりです。「Resubmit to reprocess existing submissions that contain tables.」(表を含む既存の提出物を再処理するには、再提出してください)。

同じリリースノートはまた次のように述べています。「Bibliographies are now excluded when processing the AI writing report.」(参考文献リストは、AI ライティングレポートの処理時に除外されるようになりました)。ここでも続く文は、既存の提出物に再提出を求めています。

つまり、表中の長文の散文は処理され得ます。短いラベルや生の数値は、表の中にあるというだけでは算定対象の散文にはなりません。参考文献リストは、このモデルの更新以降、AI レポートの処理から除外されています。古い提出物に変更を反映させるには再提出が必要です。Turnitin が参考文献を指摘したように見える理由 は、この場合と類似性レポートの一致とを区別しています。

「除外」「処理される」「確実ではない」は三つの異なる状態

公式ページは三つの異なる動詞を使っています。これらを分けておけば、「not reliably detected」(確実には検出されない)が「never processed.」(処理されない)と書き換えられることはありません。

内容の形現在の公式の文言そこから確実に言えること出典の日付 / 確認日
標準的な文法にかなった散文の文「機能に関する FAQ」は、算定対象テキストが標準的な文法のかたまりにおいて「includes only prose sentences」(散文の文だけを含む)としています。これらが AI の割合に算入されるテキストの単位現在のページ / 2026年8月28日
箇条書き・リスト・文になっていない短い構造同じ FAQ は、算定対象テキストにこれらの書き方は含まれないとしています。FAQ が示す算定対象テキストの分母の外にある現在のページ / 2026年8月28日
コードFAQ は、モデルが AI 生成のコードを「does not reliably detect」(確実には検出しない)とし、Turnitin が「not pursuing ChatGPT code detection at this time.」(現時点では ChatGPT のコード検出を追求していない)としています。検出は確実ではない。ページは解析からの一律の除外を約束していない現在のページ / 2026年8月28日
詩・脚本・注釈付き参考文献リスト「AI ライティングレポートのガイド」は、モデルが確実には検出できない形の一覧にこれらを置いています。AI の結果を、これらの形を確実に取りこぼさない証拠として扱ってはならない現在のページ / 2026年8月28日
表の中の長文の散文「モデルの変更履歴」は次のように述べています。「We are now able to process long-form prose text in tables.」(表の中の長文の散文を処理できるようになりました)。処理され得る。2023年8月の変更を反映させるには、古い提出物の再提出が必要2023年8月9日 / 2026年8月28日
参考文献リスト同じ変更履歴は次のように述べています。「Bibliographies are now excluded when processing the AI writing report.」(参考文献リストは、AI ライティングレポートの処理時に除外されるようになりました)。これは AI ライティングレポートの明示的な除外。古いレポートでハイライトされた参考文献部分は再提出が必要2023年8月9日 / 2026年8月28日

どの除外がどのレポートに属するか

Turnitin の二つのレポートは、除外の規則が異なります。出典に書かれたレポート名が境界になります。

項目公式ページの記述レポートと制御
参考文献リスト「AI モデルの変更履歴」は次のように述べています。「Bibliographies are now excluded when processing the AI writing report.」(参考文献リストは、AI ライティングレポートの処理時に除外されるようになりました)。古いファイルは再提出して再処理するよう読者に指示しています。AI ライティングレポート。確認したページの中で、AI レポートの明示的な除外はこれだけ
引用されたテキストとブロック引用「類似性レポートのフィルターガイド」は、そのフィルターが引用符で囲まれたテキストや、ブロック引用として整形されたテキストを無視するとしています。類似性レポートのフィルター。AI ライティングレポートの除外ではない
文中の引用と、それに付随する文同じ類似性レポートのガイドは、引用テキストのフィルターが認識された引用とそれに付随する文を除去するとしています。また、この設定はクラシックレポートでは利用できないとも述べています。類似性レポートの新しいフィルター。利用できるかどうかはレポートのバージョンによる
脚注と巻末注AI ライティングレポートについて確認した三つの公式ページは、どちらの語も除外として記載していません。現在の類似性レポートのフィルターガイドにも、脚注や巻末注のための専用スイッチは見当たりません。AI ライティングレポートから自動的に除外されると扱うだけの、公表された根拠はない

2026年8月28日 の否定確認では、固定コーパスを Turnitin の「Using the AI Writing Report」(AI ライティングレポートの使い方を説明するヘルプページの題名)ガイド、その「AI writing detection capabilities FAQs,」(AI 文章検出の機能に関する FAQ)、その「AI writing detection model」(AI 文章検出モデル)変更履歴としました。各ページでは空白を正規化せずに `document.querySelector('article').innerText` を取得し、ページを先に連結するのではなく三つの生の長さを合計しました。6,492 + 30,987 + 9,233 = 46,712 文字です。quotation、quote、footnote、endnote、citation、verbatim、statute、law、legal の大文字と小文字を区別しない部分文字列のカウントは、いずれもゼロでした。同じ抽出で prose が 13 回、qualifying が 15 回、bibliograph が 4 回返されているため、そのゼロは空ページによるものではありません。これは、文書化されていないパーサーがあらゆるレイアウトをどう扱うかを証明するものではありません。証明しているのは、公開されている AI レポートのページがそれらの除外を約束していないという点だけです。

算定対象テキストに対して仕組みがどう働くか

検出モデルは、算定対象の散文を重なり合う区間に分割して処理します。

「When a paper is submitted to Turnitin, sentences from the submission are extracted and segmented into overlapping sections for prediction analysis. Each segment is classified by the AI detection model and given a value between 0 and 1, denoting the probability of the text being likely human or AI-generated.」(論文が Turnitin に提出されると、提出物から文が取り出され、予測解析のために重なり合う区間に分割されます。それぞれの区間は AI 検出モデルによって分類され、そのテキストが人間によるものか AI によるものかを示す 0 から 1 の値が与えられます)。

取り出されて分割されるのは、算定対象の散文の文だけです。非散文の内容はこの処理に含まれません。文書全体の割合は、算定対象の散文の区間だけから算出されます。

これがあなたにとって何を意味するか

ここまでをまとめます。

  • AI 検出器が解析するのは、標準的な文法の文で書かれた算定対象の散文の文だけです。
  • 箇条書き・リスト・文になっていない短い構造は、算定対象テキストの定義の外にあります。
  • コードについての公式の主張は、検出が確実ではないことと、ChatGPT のコード検出を現時点で追求していないことであり、一律の除外の約束ではありません。
  • FAQ は、Turnitin がコード検出を追求していないとしています。
  • あるヘルプ記事は、詩・脚本・注釈付き参考文献リストを、確実には検出できないものとして挙げています。
  • 表中の長文の散文は処理され得ます。短いラベルや生の数値は、引き続き算定対象の散文の条件を満たす必要があります。
  • 参考文献リストは、AI 検出の処理から除外されています。
  • 割合が反映するのは算定対象の散文だけであり、提出物の全体ではありません。

Turnitin の AI レポートを受け取って、指摘された箇所に対応したい場合は、レポートを取り込んで 作業してください。条件を満たす箇所は、無料で再実行できます。

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