履修をやめたあとでも Turnitin のレポートは見られるのか——公式の答え

科目を履修放棄した、あるいは前期で終わってしまった——かつて開いた Similarity Report が、気づけばアカウントから消えている。この問いに対する Turnitin 公式の答えは一文で尽きます。アカウントにそのクラスが表示されなくなったら、もうアクセスはできません。戻る道は担当教員だけです。本記事では、履修をやめたときに実際に何が起きるのか、なぜ「やめる前にダウンロード」が唯一残るコピーなのか、そして教員にどう助けてもらえるのかを解説します。

HumanPen チーム

· 4 分

簡潔な答え

Turnitin のヘルプセンターは、Similarity Report を閲覧する唯一の方法として、提出物が所属するアカウントにログインし、そこで閲覧またはダウンロードすることを挙げています。アカウントにクラスが表示されなくなれば、そのクラスのレポートにはアクセスできなくなります。ご自身の側からそのアクセスを取り戻す手段はありません。戻る道は担当教員で、教員がレポートのコピーを持っているか、システムからダウンロードしてくれる可能性があります。

履修をやめると実際に何が変わるのか

ヘルプセンターの「履修登録が解除された場合」の記事は、その仕組みをこう説明しています。

「If a class is no longer listed on your account, then you will no longer have access to the Similarity Report.」(クラスがあなたのアカウントに表示されなくなった場合、Similarity Report にはアクセスできなくなります。)

科目の履修をやめる、あるいは名簿から外される(それが誤ってであっても)と、クラスはアカウントの画面から消え、同時にそのクラスのレポートへのアクセスも失われます。提出物そのものが Turnitin から消えるわけではありません。レポートも論文もシステム内に残っています。ただ、そこにたどり着けるかどうかは、クラスが自分のアカウントにあるかどうかに紐づいています。再履修すれば履歴は戻ります。「提出物が見当たらない」のページにある公式の言い回しはこうです:「your previous submission history will reappear once you are re-enrolled」(再履修すれば、それ以前の提出履歴は再び表示されます)。

戻る道は担当教員

クラスがアカウントから消えたあと、公式に推奨されているのは担当教員との直接のやり取りです。

「You will need to speak with the instructor of the class directly to see if they have a copy of the report on hand or can download it from the system for you.」(そのクラスの担当教員に直接問い合わせて、レポートのコピーを手元に持っているか、システムからダウンロードしてもらえるかを確認していただく必要があります。)
「Note: Turnitin does not distribute papers to anyone for any reason.」(注記:Turnitin はいかなる理由であれ、論文を誰にも提供することはありません。)

この最後の一文は、じっくり味わう価値があります。理由が何であれ、Turnitin 自身が論文やレポートを送ってくれることはありません。一方、教員にはシステムへのアクセスが残っています(公開設定で学生から非表示になっていても、教員はレポートを閲覧できます)。つまり、あなたがクラスを離れたあとにコピーを出せるのは教員だけなのです。形として残るものが欲しければ、スクリーンショットではなく PDF を依頼してください(レポートを PDF でダウンロードする方法のガイドで、中身を解説しています)。

期限切れのクラスも同じ扉を閉めます

履修をやめなくても、クラスのアカウントは独自の時計で期限を迎えます。Turnitin のトラブルシューティングガイドには、次のように書かれています。

「The Similarity Report belongs to a class that expired more than 180 days ago: Turnitin is contractually obligated to make reasonable attempts to store submissions for 180 days after the class end date... there are cases where the submissions may be removed from the database.」(その Similarity Report は 180 日以上前に期限切れになったクラスのものです:Turnitin は契約上、クラスの終了日から 180 日間、提出物を保存する妥当な努力をする義務を負っています...提出物がデータベースから削除される場合もあります。)

つまり、独立した時計が二つあります。一つは履修登録で、これが外れるとアカウントの画面からクラスが消えます。もう一つはクラスの期限切れで、システム側からアクセスが断たれます(クラスアカウントが約 12 か月、それにクラス終了後 180 日間の契約上のアクセス期間が加わります)。どちらも行き着く先は同じで、もう開けないレポートになります。保存期間をまとめたガイドで、全体のタイムラインを確認できます。

なぜ「やめる前にダウンロード」が唯一残るコピーなのか

クラスがまだアカウントにあるうちにダウンロードしたレポートの PDF は、二つの時計のどちらが切れても残る唯一のコピーです。履修をやめてもそれは消えませんし、クラスの期限切れも手元のファイルには届きません。公式のヘルプページは、レポートを閲覧する唯一の方法を「logging into your account and viewing or downloading it directly」(自分のアカウントにログインして、直接閲覧またはダウンロードすること)としています。つまり、必要なものを自力で確保する手段も、このダウンロードしかないということです。Similarity Report を PDF でダウンロードする方法のガイドで、何が手に入るのかを説明しています(その時点の表示のスナップショットで、出典は最終ページに載ります)。

証拠が必要になったときにすべきこと

後でレポートが必要になりそうなら——不服申し立て、学術的誠実性についての面談、再審査など——、クラスが動いているうちに手を打っておきましょう。

  • 履修をやめる前、またはクラスが終わる前: レポートの PDF をダウンロードし、デジタル受領証を保存してください(Submission ID はクラスとは無関係に残ります。Submission ID のガイドで保管場所を紹介しています)。
  • クラスを離れたあと: 頼れるのは教員だけです。提出日と ID を手元に用意して、レポートの PDF を依頼しましょう。この二つがあると、依頼が具体的になります。
  • 教員と連絡がつかない場合: 場合によっては、Submission ID をもとに Turnitin のサポート経由でファイルを追跡できることもあります(「提出物が見当たらない」のページでは、紛失したファイルを追跡するにはサポートが ID を必要とすると説明しています)。ただし、アクセスが戻るのは教員を通じてであって、教員を迂回してではありません。

まとめ

履修をやめたクラス、終わったクラスは、そのクラスの Similarity Report へのアクセスを閉じます。Turnitin 自身のヘルプページが言うとおり、クラスが表示されなくなればアクセスはできず、戻る道は教員だけです。Turnitin はいかなる理由であれ、論文を誰にも提供しません。扉を閉める時計は二つあります。履修登録と、クラスアカウントの期限切れ(約 12 か月+180 日間の契約上のアクセス)です。残るコピーは、クラスがまだアカウントにあるうちにダウンロードしたレポートの PDF。そしてデジタル受領証の Submission ID は、クラスが消えたあとも働き続ける識別子です。

続きを読む