Turnitin の類似性スコアがグレーになるとき——数字が表示されないのはどういう意味か
Similarity(類似性)の列がグレーのバッジになっていたり、パーセンテージが何も出ていなかったりすることがあります。それは 0 でもエラーでもありません。レポートがあなたに表示されていないか、まだできあがっていないかのどちらかです。ここでは公式に挙げられている二つの理由、再提出時の 24 時間の遅延、そしてグレーと青の違いを説明します。
HumanPen チーム
· 5 分
まず結論から
類似性スコアがグレーになっている場合——あるいは Similarity の列に数字が入っていない場合——それは、そのレポートが今あなたに表示されていないという意味です。スコアが 0% ということではありません。提出が失敗したのでもありません。Turnitin の学生向けガイドでは、類似性スコアが表示されない理由として二つが挙げられています。教員が Similarity Report への学生のアクセスをオフにしている場合と、レポートをまだ生成中で、処理が終わり次第更新される場合です。
Turnitin のカラースケールにグレーの帯はありません。青は一致するテキストが見つからなかったことを意味します。グレー——あるいは空欄——は「今あなたに数字が表示されていない」という意味です。アクセスがオフになっているか、処理がまだ終わっていないかのどちらかです。
画面で何が起きているのか
学生はこれを「6% なのにグレーだった」「スコアがグレーになっている」といった言い方で説明します。実際の画面はインターフェースによって違い、パーセンテージのないグレーのレポートアイコン、Similarity 列の空欄、ダッシュ記号の入ったバッジなどが表示されます。
大事なのは、その色が何に対して付いているのかという点です。Turnitin のカラースケール——青、緑、黄、オレンジ、赤——は、パーセンテージが付いたレポートアイコンの状態を表すものです。数字が表示されていないとき、あなたが見ているのは低いスコアでも 0 でもなく、レポートが表示されていないという状態です。
だから「6% なのにグレー」というのは、画面の読み間違いです。パーセンテージが出ているなら、色はその値の範囲を教えてくれます。パーセンテージが出ていないなら、色を付けるべきスコアそのものが存在しません。そしてグレーや空欄の状態には、それぞれ公式の説明があります。
グレーと青の違い——カラースケールにグレーは存在しない
レポートアイコンの色について、Turnitin の公式の説明ははっきりしています。レポートアイコンの色は、見つかった一致テキストの量にもとづき、0% から 100% の範囲で提出物の類似性スコアを示す、というものです。
- 青: 一致するテキストなし
- 緑: 一致テキスト 一語〜24%
- 黄: 一致テキスト 25–49%
- オレンジ: 一致テキスト 50–74%
- 赤: 一致テキスト 75–100%
その次の一文も重要です。配色はシステムとの連携方法によって異なる場合があるが、それは想定された挙動で、結果には影響しない、としています。
この一覧に何が入っていないかにも注目してください。グレーの範囲はありません。グレーは類似性スコアの色ではなく、スコアが表示されていない状態です。パーセンテージは別の場所に出ているのにバッジがグレーになっているなら、それは連携ごとの表示の違いにすぎません。スコアの範囲そのものにグレーの段階はないので、「グレーのスコア」は「スコアが表示されていない」と読むのが一番正確です。
公式に挙げられている二つの理由
「なぜ数字が表示されないのか」という問いに、Turnitin の学生向けガイドは次の二つの理由だけを挙げています。
- 教員が Similarity Report への学生のアクセスをオフにしている。 教員側にはレポートが存在している——処理も完了し、パーセンテージも入っている——のに、学生側には何も表示されないことがあります。これは処理の問題ではなく、権限の設定です。
- Similarity Report をまだ生成中で、処理が終わり次第更新される。 提出自体はちゃんと通っています。ただレポートがまだできていないだけです。処理が終われば数字は表示されます。
どちらの理由も、「やってはいけないこと」については同じ結末になります。表示されていない数字を、中身についての証拠として扱わないことです。空欄は 0% でも 100% でもありません。それはあなたの文章についての情報ではなく、レポートの表示状態についての情報です。
再提出から 24 時間の遅延
ほかの二つよりも学生を引っかけやすい、時間に関わる三つ目のケースがあります。これには専用の公式の一文があります。
ガイドには、上書きまたは再提出された論文は 24 時間が経過するまで新しい Similarity Report が生成されない場合があり、この遅延は自動的なもので、再提出された論文が前のバージョンと一致せずに正しく生成されるようにするためのものだと書かれています。
つまり、ちょうど再提出した直後——ファイルを差し替えた、下書きをアップロードし直した——なら、空欄やグレーの状態は不具合ではなく想定された挙動です。この遅延には意図があります。新しい提出物が、直前まで置いてあったバージョンと一致してしまうのを防ぐためです。処理が完了すれば数字は戻ってきます。待つべき時間として公式に示されているのは 24 時間です。
どう対処すればいいか
Similarity の列がグレーまたは空欄の場合、やることは短く、選べる手も仕様上限られています。
まず、提出したばかりなら待ちます。直近一日以内に再提出やファイルの上書きをしている場合、24 時間の遅延が適用されます。レポートの生成を待って、その時間が過ぎてから確認してください。
次に、Similarity Report への学生のアクセスがオンになっているかを教員に確認します。これは公式ガイド自身が学生に案内している唯一の確認事項です。そしてここが、「レポートはあるのに見られない」のか「レポートがまだ生成されていない」のかを分ける違いでもあります。どちらも正常な状態ですが、前者を直すには設定変更が必要で、それを変えられるのは教員だけです。
やってはいけないことが二つあります。空欄を結果として読まないこと、そして自分の論文に問題がないという証拠として扱わないことです。グレーは数字が表示されていないという意味であり、数字が 0 だという意味ではありません。カラースケールが色を付けるのは存在するスコアだけです。レポートが隠れている間も、まだ完了していない間も、スコアは存在しないのです。
まとめ
グレー表示や空欄の類似性スコアが意味することは、Turnitin 自身のドキュメントによれば一つだけです。今あなたにスコアが表示されていない、ということです。その理由は二つのうちどちらか——教員が学生のアクセスをオフにした、あるいはレポートをまだ生成中——です。再提出には、新しいバージョンが古いバージョンと一致しないようにするための 24 時間の遅延が公式に定められています。グレーは類似性スケールの色ではなく、0 でもありません。再提出した直後なら遅延が明けるのを待ち、アクセス設定を確認し、実際に表示された時点でその数字を読みましょう。
続きを読む