Turnitin の Similarity Report を PDF でダウンロードする方法(学生向けガイド)
類似性レポートが画面に出ている。あとはそのコピーが欲しいわけです——自分の控えとして、印刷用として、あるいはメールに添付するために。ダウンロードボタン自体はありますが、手に入る PDF は「いま表示している画面」のスナップショットです。Similarity レイヤーをオフにすればコメントだけのファイルになり、Feedback レイヤーをオンのままにすれば書き込みも一緒についてきます。この記事は Turnitin 公式の学生向けガイドに沿って、ダウンロードアイコン、レイヤー操作、最終ページのソース一覧、そして多くの学生を驚かせる「一件ずつしかダウンロードできない」という制限までを追っていきます。
HumanPen チーム
· 4 分
簡単な答え
Feedback Studio で提出物を開き、ツールバーの下向き矢印のダウンロードアイコンをクリックし、Similarity レイヤーが有効になっていることを確認してから Current View を選びます。PDF は画面に表示していた内容のスナップショットで、有効なレイヤーだけが含まれ、無効なレイヤーは入りません。最終ページには一致が見つかったソースが一覧になり、ハイライトと対応する色分けがされます。また提出日、Submission ID、語数もファイルに記録されます。レポートは一件ずつしかダウンロードできません。
ダウンロードされるものの正体
Turnitin 公式の学生向けガイド「Downloading a Similarity Report as a student,」(学生として Similarity Report をダウンロードする)は、その仕組みをこう定義しています。
「You can download your report in PDF format for ease of viewing or printing.」(閲覧や印刷をしやすいように、レポートを PDF 形式でダウンロードできます。)
「The downloaded report will include a snapshot of the current view of the submission you have open.」(ダウンロードしたレポートには、いま開いている提出物の現在の表示内容のスナップショットが含まれます。)
「You can tailor what is included in the downloaded report by changing which layers are currently visible.」(現在表示しているレイヤーを切り替えることで、ダウンロードされるレポートに何を含めるかを調整できます。)
ここがいちばん大事な考え方です。PDF はどこかに保存されている「できあいのレポートファイル」ではなく、いま目の前にある表示から生成されるものです。表示を変えれば、PDF も変わります。
中身を決めるのはレイヤー操作
同じガイドは、どのレイヤーが対象になるかも説明しています。
「Check which layers you currently have active. To download the Similarity Report, you must have the Similarity layer active.」(現在どのレイヤーが有効になっているか確認してください。Similarity Report をダウンロードするには、Similarity レイヤーが有効でなければなりません。)
「Layers that are colored are active, and will be included in the Current View download. If you want to download the Similarity Report without QuickMarks, for example, make sure to only activate the Similarity layer.」(色が付いているレイヤーは有効なレイヤーで、Current View のダウンロードに含まれます。たとえば QuickMarks なしで Similarity Report をダウンロードしたい場合は、Similarity レイヤーだけを有効にしてください。)
学生が実際によく使う組み合わせは次のとおりです。
- Similarity レイヤーのみ → ハイライトは入り、教員のコメントは入らないすっきりしたレポート。
- Feedback レイヤー(+ Similarity) → コメント、QuickMarks、ルーブリックへのリンク、音声コメントのマークまで含むコピー。
- 「current view」でのダウンロードでは、コメントの位置が示され、ルーブリックが使われていればそれも表示されます(大学の LibGuides の、評価済み課題のダウンロードに関する記述による)。
最終ページと追加情報
公式ガイドは、ファイルに何が入っているかをこう説明しています。
「The final page of the downloaded Similarity Report includes a list of the sources found in the submission. The sources are color-coded, and can be used to compare against the highlights in the rest of the document.」(ダウンロードした Similarity Report の最終ページには、提出物内で見つかったソースの一覧が含まれます。ソースは色分けされており、本文のハイライトと照らし合わせて確認できます。)
「The download will also include some extra information about the paper, including the submission date, submission ID, and word count.」(ダウンロードには論文に関する追加情報も含まれ、提出日、Submission ID、語数が入ります。)
実用的な使い道は二つあります。最終ページを見れば、オンラインのビューアを行き来しなくても、どのソースが一致の原因になったかを確認できます。そして埋め込まれた Submission ID は、同じファイルの中に論文単位の識別子を与えてくれます——サポートに提出物の追跡を依頼するときに提示するのと同じ ID です(Submission ID とデジタル領収書についての解説もご覧ください)。
一件ずつ、そしてその理由
公式ガイドはこの制限をあっさりと言い切っています。
「Similarity Reports can only be downloaded individually. There is currently no option to download Similarity Reports in bulk.」(Similarity Report は一件ずつしかダウンロードできません。現時点では、Similarity Report を一括でダウンロードする機能はありません。)
Turnitin のヘルプセンターも、課題の種類による違いを確認しています。Standard (Classic) の課題では一括ダウンロードは利用できません。Standard の課題では、教員が受信トレイから全員分の類似性レポートを一度にダウンロードできます——「This will download all Similarity Reports from the assignment. You will not be able to select specific Similarity Reports.」(この操作では課題の Similarity Report がすべてダウンロードされます。特定の Similarity Report だけを選ぶことはできません。)
つまり学生にとっては、「レポートを一件ずつ保存する」のは欠けている機能ではなく、そういう設計だということです。「すべてダウンロード」ボタンを期待していたなら、学生側には存在しません。
フィードバック込みでダウンロードする
大学の LibGuides は、コメント付きの評価済み課題のダウンロードをほぼ同じように説明しています。
- Dundee 大学:「Make sure you have the feedback layer visible... Then select 'current view'. Turnitin will create a pdf for you to download, this includes information about the work (when you submitted etc), will show the areas that are similar, and the locations of the comments.」(feedback レイヤーが表示されていることを確認してください…。それから 'current view' を選択します。Turnitin がダウンロード用の pdf を作成します。これには課題に関する情報(提出日など)が含まれ、類似している箇所とコメントの位置が示されます。)
- Lincoln 大学:「To download the work, first click on one of the blue icons, and then the download icon, and choose Current View.」(課題をダウンロードするには、まず青いアイコンのいずれかをクリックし、次にダウンロードアイコンをクリックして、Current View を選びます。)
- BLE Moodle の注意書き:プリンターアイコンから評価済みの提出物を印刷する際に「Download PDF of current view for printing,」(印刷用に現在の表示の PDF をダウンロード)を選ぶと、フィードバックは文書の末尾に一覧で載ります。
つまり同じ「Current View」という操作が二つの目的に使えます。Similarity レイヤーだけがオンなら素の類似性レポートに、Feedback レイヤーが有効ならフィードバック込みの完全なコピーになります。
実際の流れとつまずきどころ
公式ガイドの最後の手順です。
「Select Current View to start the download of your Similarity Report.」(Current View を選択すると、Similarity Report のダウンロードが始まります。)
「We'll now prepare the file for download. Large files may take a few minutes. Once the file has been processed, the download will start automatically.」(ダウンロード用のファイルを準備しています。ファイルが大きい場合は数分かかることがあります。処理が終わると、ダウンロードは自動的に始まります。)
「Do not navigate away from the viewer while we prepare the file for download. Should you have to leave the page, you'll need to restart the download process.」(ファイルの準備中はビューアから移動しないでください。ページを離れなければならない場合は、ダウンロードのやり直しが必要になります。)
また Document Viewer の画面では、左下のプリンターアイコンから印刷向けの PDF を出力できます。こちらも入口の一つです。
学生がつまずくのはおもに三つです。ファイルの準備中にタブを離れてしまう(やり直しが必要)、学生側で一括ダウンロードを期待してしまう(用意されていない)、レイヤーの設定を間違えたままダウンロードしてしまう(「コメントが入っていない」PDF は、たいていファイルではなくレイヤーの問題です)。
まとめ
Turnitin の類似性レポートをダウンロードするのは、固定されたレポートファイルを取ってくることではなく、現在の表示のスナップショットを取ることです。すっきりしたレポートが欲しければ Similarity レイヤーを有効に、コメント入りのコピーが欲しければ Feedback レイヤーを足してください。そしてファイルには必ず、最終ページのソース一覧に加えて提出日、Submission ID、語数が付いてくることも覚えておきましょう。学生側でダウンロードできるのは一件ずつです。思っていた出力と違うときは、まずレイヤーを確認してください。たいていの「あれっ」はそこから生まれます。
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