WriteHuman AI Humanizer レビュー:無料枠、MCP、ファイルの境界

WriteHuman はブラウザ、MCP コネクタ、REST API それぞれに明確な文字数制限を公開している。ただしそれらは別々の作業工程に属するものだ。本レビューでは、ページに書かれていることと、実際には検証していないことを切り分ける。

HumanPen チーム

· 7 分

WriteHuman は何を提供しているのか

WriteHuman はテキスト中心の AI ヒューマナイザーだ。公開されている無料枠はごく小さく、有料のブラウザ枠はそれより大きく、MCP と REST API は別々の契約として用意されている。確認したページには Free プランの 250 語と月三回のヒューマナイズが記載されているが、DOCX を編集可能なまま往復させる工程や、Turnitin でどんな結果になるかについては記載がない。

私は 2026年8月26日、WriteHuman の現在のトップページ、料金ページ、MCP ドキュメント、API ページ、About ページ、そして HumanizerBench の開示ページを開いた。テキストの送信、ログイン、MCP クライアントの認可、プランの購入、API の呼び出し、ファイルのアップロード、検出器の実行は一切していない。

このレビューを公開している HumanPen は、後半で説明する文書の作業工程そのものを販売している。両社の製品説明は、いずれも当事者自身による説明として受け取ってほしい。検出器を独立に比較したものではない。

比較を意味のあるものにするには、ブラウザ、MCP コネクタ、API を別々の列に置くことから始める。この三つの上限は互いに置き換えられない。

ブラウザのヒューマナイザーはどれだけ処理できるのか

公開トップページには、ログイン前の状態で `0/250` というメーター付きのテキストエリアが表示されていた。現在の料金表はさらに、ブラウザの各プランに月あたりのリクエスト回数とリクエストごとの語数上限を紐づけている。

プラン月あたりのヒューマナイズ回数リクエストあたりの最大語数出力バリエーション
Free32501
Basic806002
Pro2001,2003
Ultra無制限3,0005

これらはベンダーが公開しているプランの上限であり、本レビューで実際に実行した結果ではない。`Unlimited` は Ultra の月間リクエスト行に出てくるが、同じ行でもブラウザのリクエスト一回は 3,000 語に制限されたままだ。したがって 9,000 語の論文が一回のブラウザ入力に収まるのは、月間リクエスト数が無制限だからという理由によるものではない。

どのプランでも二つの数字を並べて見てほしい。そのプランが認めるリクエスト回数と、一回のリクエストに収まる量だ。

MCP と REST API では何が変わるのか

WriteHuman の MCP コネクタと REST API は別々の製品面だ。MCP のページには、OAuth 2.1 を使うホスティング型 HTTP エンドポイントと、三つのツール(`humanize_text`、`detect_ai_text`、`get_account`)が記載されている。API のページには、ベアラーキーによる JSON リクエストが記載されている。

領域ヒューマナイズの入力公開されているリクエスト上限結果のかたち
MCP Proテキスト月 200 回のヒューマナイズリクエスト、ヒューマナイズ呼び出しあたり最大 1,200 語エージェントとの対話の中に複数のテキスト案
MCP Ultraテキスト月 1,000 回のヒューマナイズリクエスト、ヒューマナイズ呼び出しあたり最大 3,000 語エージェントとの対話の中に複数のテキスト案
REST API StandardJSON テキスト月 125,000 語、呼び出しあたり 2,000 語リクエストごとにテキスト出力は一件
REST API PremiumJSON テキスト月 400,000 語から 3,000,000 語、呼び出しあたり 4,000 語テキスト出力が三件、ページには自動採点と順位付けの記載あり

同じ数字でも、指しているメーターが違うことがある。Pro のブラウザ 200 リクエストと MCP の 200 ヒューマナイズリクエストは、別のページに書かれている。API プランはブラウザプランのリクエスト回数ではなく、月あたりの語数残高で数える。ベンダーが明示的に関連づけていない限り、ある面の数字を別の面に持ち込んではいけない。

MCP のドキュメントには、API の契約があれば API の利用量で MCP も解放されること、プランの利用分が API の語数残高に戻りうることが書かれている。これは記載された課金の経路であって、API の呼び出し上限を MCP の呼び出し上限として扱ってよいという話ではない。

Basic プランに MCP アクセスは含まれるのか

この点については、WriteHuman の現在の公開ページ同士が食い違っている。確認した料金ページの上部にある Basic のカードには `MCP access` という文言がある。一方、MCP 専用ページには、コネクタは Pro、Ultra、API プランに付属すると書かれており、そのうえで Free と Basic のユーザーはアップグレードすれば利用できると書かれている。

公開された文章だけでは、この食い違いを本記事で解決することはできない。ページ同士が同期されていない可能性もあれば、料金カードのラベルがセットアップドキュメントに書かれたコネクタの権利より広い意味で使われている可能性もある。MCP 目当てで Basic を選ぶ人は、支払う前に実際の購入手続きかアカウント画面で権利を確認してほしい。

一次情報のページ同士が食い違うときは、両方を記録する。比較表がきれいに見えるほうをこっそり選んではいけない。

文書ファイルの境界はどこか

確認した WriteHuman のヒューマナイズ経路は、すべてテキスト中心だった。トップページにあったのはテキスト入力欄だけで、ファイル入力はなかった。MCP のスキーマは `text` フィールドを要求する。REST の例は JSON テキストを送り、JSON テキストを返す。

見つかった証拠それが裏づけることそれが裏づけないこと
トップページのテキスト入力欄と `0/250` メーターブラウザに貼り付けて使う公開の作業工程DOCX のアップロードやダウンロードが成功すること
MCP の `humanize_text` スキーマエージェントからホスティング型コネクタへテキストが渡ること文書としての経路、編集可能ファイルの返却、書式の往復
REST の `POST /v1/humanize` の例JSON テキストを入れてヒューマナイズ済み JSON を出すこと同じ形式の Word や PowerPoint の成果物

これは、WriteHuman のあらゆるアカウント画面の奥にファイル機能が一切ないことの証明ではない。ここで確かめられるのは、より限定的な事実だ。本レビューで確認したブラウザ、MCP、API の公開契約には、DOCX や PPTX を編集可能なまま往復させる工程の記載がなかった、ということである。提出物が書式付きの論文なら、貼り付けた出力をファイルに戻し、引用、フィールド、表、スタイルと照らして確認する作業が残る。

テキストの結果ならチャットの用事は片付く。文書の用事まで自動的に片付くわけではない。

公開されている Human スコアは何を証明するのか

WriteHuman のトップページには、ベンダー申告の `Human scores` のパネルが表示され、HumanizerBench へのリンクが張られている。共通のサンプルを実行しておらず、検出器の出力も再現していないため、本レビューではこれらのスコアを掲載しない。

HumanizerBench の現在の About ページには、運営元が WriteHuman であり、同社がランキングに載っている製品のひとつを販売していることが書かれている。また、手法、生データ、採点スクリプトを公開するとも書かれている。この開示と再現性に関する記述は有益だが、ベンチマークを引用するときは必ず運営元の開示をセットで伝える必要がある。

したがってこのベンチマークは、運営元が開示されたベンダー運営の情報源であり、本レビューにとって独立した証拠ではない。さらに重要なのは、テキスト出力に対する検出スコアでは、実際の DOCX が引用、相互参照、表、スタイルを保持しているかどうかは分からないという点だ。

公開された検出スコアと、文書の往復が成功することは、別の質問に答えるものだ。

HumanPen が適した作業工程になるのはいつか

成果物がテキストで、入力が選んだプランに収まり、ブラウザ・MCP・API の出力がテキストのままでよいなら、WriteHuman の公開契約はそのまま適合する。とくに MCP の面は、OAuth、ツール名、リクエスト回数、呼び出しあたりの語数上限がはっきり書かれている。

成果物そのものが編集可能な DOCX や PPTX である場合に、HumanPen が関係してくる。私たちの公開ワークフローは文書ファイルを受け取り、変更してよい箇所をユーザーに選んでもらい、編集可能なファイルを返す。これは HumanPen 自身の製品説明であって、本記事で共通テストを行った結果ではない。

どちらの方法を選ぶにしても、本番の論文の前に捨ててもよいサンプルで試してほしい。テキストの道具なら、結果を貼り戻したあとに意味と引用を確認する。文書の道具なら、返ってきたファイルを開き直し、目に見える文章だけでなく文書オブジェクトも点検する。HumanPen の結果のうち条件を満たすものは、無料で AI 指標を下げ続けられる。

何を提出しなければならないかで選び、そのうえで入力から出力までの経路をそのまま試してほしい。

よくある質問

WriteHuman は無料か 現在の料金表には、月三回のヒューマナイズ、リクエストあたり 250 語、出力バリエーション一種類、検出器チェック月十回という Free プランが記載されている。

WriteHuman の無料の語数上限は 確認した公開エディタには `0/250` が表示され、料金表には Free のリクエストあたり 250 語と記載されていた。これはリクエストごとの大きさであって、月の語数の総量ではない。

WriteHuman は DOCX を受け付けるか 本レビューで確認した公開トップページ、MCP スキーマ、REST の例はいずれもテキスト中心で、DOCX を編集可能なまま往復させる工程の記載はなかった。これは確認した面についての境界であって、製品全体で不可能だと言っているわけではない。

WriteHuman に MCP サーバーはあるか ある。MCP 専用ページには、ホスティング型エンドポイント、OAuth 2.1 認証、ヒューマナイズ・検出・アカウントのツールが公開されている。同ページには、MCP は Pro、Ultra、API プランに付属すると書かれている。

WriteHuman の Basic に MCP は含まれるか 確認したページ同士が矛盾している。料金カードには `MCP access` とあるが、MCP 専用ページには Basic ユーザーはアップグレードが必要だと書かれている。この機能のために Basic を買う前に、実際の画面で権利を確認してほしい。

WriteHuman は Turnitin の結果を保証できるか そのような結論はここでは検証していない。WriteHuman のページが公開しているのはベンダーの主張と上限だ。Turnitin は、どのヒューマナイザーを検出するかという名前入りの一覧を公開していないし、本レビューでは検出器のベンチマークを実行していない。

確認した公式ページ

これらの一次情報ページは 2026年8月26日に確認した。プランの上限や製品の契約は変わりうるので、購入や組み込みの前に開き直してほしい。

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