学生は自分の Turnitin の AI スコアを見られるのか? 学生側と教員側のビューの違い
同じ提出物について、学生には Similarity のパーセンテージが見えていても、教員には別の AI インジケーターが見えていることがある。その違いはボタンがないことではなく、権限の違いである。本ガイドは両方のビューを整理し、依頼すべきレポートの正確な文言を示す。
HumanPen チーム
· 6 分
学生は自分の Turnitin の AI スコアを見られるか?
いいえ。学生は自分の学生ビューから Turnitin の AI Writing インジケーターやレポートを開くことはできない。Turnitin は「only instructors and administrators are able to see the indicator」(インジケーターを見られるのは教員と管理者のみである)と述べており、インジケーターとレポートは「are not visible to students.」(学生には見えない)としている。同じ FAQ は、その権限の壁を越える一つの経路を文書化している。教員が AI レポートを PDF としてダウンロードし、学生に共有できる。
だからといって、学生アカウントで表示されるパーセンテージがすべて隠されているわけではない。Turnitin の学生向けアクセスガイドは、学生が Similarity 列の下にパーセンテージを見つけ、それを選択して Similarity Report を開ける場合があるとしている。それは別のレポートである。Similarity Score が見えても、教員側の AI 結果を明らかにすることも、置き換えることも、排除することもない。
AI の結果があなたの課題を疑うために使われているなら、パーセンテージのスクリーンショットではなく、AI Writing Report の完全な PDF を求めること。
同じ提出物で学生と教員がそれぞれ見られるもの
以下の表は Turnitin のウェブサイトと Standard (Classic) 課題設定に当てはまる。LMS はコントロールを別の場所に置く場合があるが、AI インジケーターに対する Turnitin のアクセス規則は同じである。重要な区別は Similarity Report へのアクセスと AI Writing Report へのアクセスの間にある。
| 項目 | 学生ビュー | 教員または管理者ビュー | アクセスを管理する主体 |
|---|---|---|---|
| AI Writing インジケーター | 非表示 | 機関が機能を有効にしている場合に表示 | 機関および管理者の設定 |
| AI Writing Report | 学生ビューからは開けない | 新しいレポートの AI Writing タブ、またはクラシックレポートのインジケーターから開く | 機関および管理者の設定 |
| AI レポート PDF | レポート自体が表示されないため、学生側からのダウンロードは不可 | 教員が PDF をダウンロードして共有できる | 教員 |
| Similarity Score | 学生のアクセスが許可され、処理が完了している場合、Similarity 列に表示されることがある | 提出物の Similarity Report とともに利用可能 | 教員の課題設定 |
| Similarity Report | アクセスが許可されている場合にのみ、学生はソースの一致を確認できる | 教員はレポートを確認できる | 「Allow students to view Similarity Reports」(学生に Similarity Reports の閲覧を許可する)設定 |
| Similarity Report のタイミング | 即時、遅延、または提出日まで保留される場合がある | 課題で選択されたレポート生成オプションに従う | 教員の課題設定 |
学生の Similarity Report へのアクセスは、学生の AI Writing Report へのアクセスではない。両者を同じ権限として扱ってはならない。
学生の Similarity Report が欠落したり遅れたりする理由
2つの独立した選択が、学生の Similarity 列に何が表示されるかに影響する。1つの選択は学生がレポートを閲覧できるかを決める。もう1つの選択はレポートがいつ生成されるかを決める。Turnitin はいくつかの目に見える状態を文書化している。
- 取り消し線の入った紙のアイコンは、教員が学生の Similarity Report へのアクセスをオフにしたことを意味する。
- Similarity 列の下のダッシュは、レポートがまだ生成中であることを意味する。
- 「generate reports on due date」オプションでは、学生は課題の提出期限前に Similarity Report を受け取れない。
- 即時レポートと再提出が有効な場合、4回目以降の提出は新しい Similarity Report の生成に24時間かかることがある。
それらの状態はどれも、教員が AI の結果を持っているかどうかを教えてくれない。それらは Similarity Report を説明している。あなたに対して提起された懸念が AI 執筆に関するものなら、関連する成果物はやはり別個の AI Writing Report の PDF である。
パーセンテージのスクリーンショットではなく、レポートの PDF を求める
「32%」のスクリーンショットは、レポートも、その分母も、状態も、背後にある箇所も特定しない。文書化された共有経路は PDF である。短く中立的な依頼で十分である。
私の提出物の査読に使われた完全な AI Writing Report の PDF を、パーセンテージだけでなくお送りいただけますでしょうか。もし AI Writing Report が存在しない場合は、表示された数値が Similarity Score だったかどうか、またそのレポートがいつ生成されたかをご確認いただけますでしょうか。
その依頼は、結果を争うことなく3つの問いを整理する。
- どのレポートが使われたか? AI Writing Report と Similarity Report は異なる問いに答える。
- 完全なレポートは存在したか? 処理中や対象外の状態は、数値結果と同じことではない。
- どのコピーを保全すべきか? 審査が続く限り、提出ファイルと決定に使われたレポートは変更しないまま保存する。
元のレポートの代わりに新たに生成されたレポートを求めてはならない。新しいレポートは新しい成果物である。役に立つコピーは、誰かがファイルを再実行する前、すり替えのスクリーンショットを作る前に、実際に使われたものである。
PDF が届いたら確認すべきこと
ページの色ではなく、ラベルを使う。Turnitin の AI レポートガイドは2つのセクション、Overall percentage detected as AI と Submission Breakdown を挙げている。Similarity Report は対照的に、一致した箇所とソースの詳細を示す。PDF にソースのリストとテキストの一致しか含まれていないなら、別個の AI Writing Report が存在するか確認すること。
- 数値の前に、レポートのタイトルとインジケーターの状態を読むこと。 パーセンテージ、アスタリスク、読み込み中の状態、処理エラーやファイルエラーは同じことではない。
- ハイライトされた箇所を文脈の中で確認すること。 Turnitin AI Writing Report の読み方の完全ガイドが、インジケーターとハイライトで何が確定でき何が確定できないかを説明している。
- AI の結果とソースの一致を分けておくこと。 AI Writing Report と Similarity Report の比較が、2つのパーセンテージを足したり平均したり、互いを検証するために使えない理由を示している。
- 元のファイルと PDF を保管すること。 許可された修正はコピーで行い、審査で使われる証拠が覆い隠されないようにする。
正しいレポートが手元にあり、修正が許可されているなら、論文全体を盲目的に書き直すのではなく、そのレポートの箇所を使って範囲を定める。HumanPen は既存の Turnitin または iThenticate の AI レポートを取り込んで、フラグされた箇所を特定できる。条件を満たす結果は引き続き無料で AI を下げられる。
よくある質問
学生はアカウント設定で AI Writing Report をオンにできるか? いいえ。Turnitin はアクセスを教員と管理者に割り当てており、管理者は管理設定ページから機能の有効化・無効化を行える。学生側に AI インジケーターを露出するスイッチは存在しない。
Turnitin でパーセンテージが見える場合、それは自分の AI スコアか? 学生ビューの Similarity 列からアクセスしたものであれば、そうではない。Turnitin の学生ガイドはその数値を Similarity Score と特定している一方、AI FAQ は AI インジケーターが学生には見えないとしている。
教員は AI の結果を私に共有できるか? はい。Turnitin は、教員が AI レポートを PDF としてダウンロードし、学生と共有できると明示している。「スコア」だけを頼むのではなく、その PDF を求めること。
Turnitin Clarity Writing Report はどうなのか? 学生がそのレポートの閲覧を許可されることはあるが、それは別の成果物である。Turnitin の学生ガイドはそれを、Observations、AI Chat Activity、執筆アクティビティの再生を備えた執筆プロセスのレポートと説明している。ここで議論している AI Writing 検出インジケーターではない。
教員がフラグがあると言うが PDF がない場合は? AI Writing Report が生成されたか、ファイル提出時に機能が有効だったか、議論されている数値が実は Similarity Score ではないかを確認すること。その隙間を別の検出器のスコアで埋めてはならない。